本ができあがるまで③
この写真は製本前の刷りだしというもの。16(もしくは32)ページごとに1折りという単位でまとめられる。これを機械で挟み、背の部分をグラインダーで削り、糊を流し込んで、見返し用紙(タント)を巻いて表紙を組み合わせて本を作るのだ。ここまでの工程は機械で一気に行うことができる。カバーを巻くこともできる。しかし、問題は帯である。帯は本のサイズやデザイン意図によって違うので専用の機械が用意できない。多くの場合、製本所でパートのおばさん(想像だけど)が手作業で巻いているという。だからちょっとコストが上がるのだ。さらには、帯を4Cにして大きくして腹帯というものもある。
当社だと、
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ちなみに、aicoさんはきたみさんの本で勉強をしているそうだ。大ファンなのだ。
実際、現在キャンペーン中なのだけど、
キタミ式イラストIT塾 「ITパスポート試験」 平成22年度 (情報処理技術者試験)
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今ならば大手書店で、きたみさんのサイン本が販売されているところもあるそうです。
ちょっと話はそれましたが、本を作るという作業は非常に、前時代的で手間のかかる作業だと言えます。しかしながら、そのプロセスごとに、こだわりをいろいろ入れています。その作業が作っている側からすると非常に楽しいのだけど、デジタルブックになると、その楽しみが減ってしまいますねー。時代の空気を含んでいるのが本なのです。今だからできるというものもあるので、まずは手にとって本の外観も楽しんでいただけたらと思います。当社の本の中にも、そういう本がけっこう埋もれていますので、ぜひ探してみてください!